■算数が分かるようになる教科書 |
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「体系的」っていうのが、ミソなんでしょうね。 反復しながら、段々と進む・・・記事では「らせん階段」と表していますが、 ぶつ切り学習よりは、ズルズルと流れに乗った学習方式は、 いつの間にか、すんなり納得できることが多いことは、 誰でも、経験しているんじゃないでしょうか?
算数って、国語や社会と違って、「答えは一つ」が原則なので、 どうにかこうにか、その答えに行き着くと、そりゃ嬉しいことで、 さぁ、次も頑張ろうって、思える科目だと思ふので、 一人でも多くの子供達が、算数嫌いから解法・・・ちゃう、解放されると良いな。
-----記事より引用----- 『学ぼう…』の最大の特徴は、小学一年から六年までの内容がらせん階段のように繰り返し出てくることだ。例えば三年用では割り算を学んだ後、比と分数に進み、小数へとつながっていく。現行の教科書では小数は四年で、比は六年で学ぶが、「割り算と分数、分数と比は一体で考えた方が理解しやすいし、早く学んで繰り返し考えていくことが大切」という判断だ。 こうした学習進度は一九七〇年代の日本では当たり前のことだったが、ゆとり教育の推進で他国より遅くなった。日本では現在、二けたまでの足し算・引き算を二年で学ぶが、インド、韓国では一年で教える。五年で学ぶ同分母の分数の足し算・引き算は、韓国では四年、インドでは三年。大学生が苦手とする異分母の分数の足し算・引き算はインドでは四年で学習するにもかかわらず、日本ではようやく六年で学ぶ。現行の教科書は減量化とともに教える順序に合理性がなくなった、と西村教授は指摘する。 「その上、演習問題は平成十四年度の学習指導要領で三分の一に減らされた。それ以前も減らし続けており、五〇年代と比べれば、子供がこなす(勉強)量は四分の一しかない」 -----引用 ここまで-----
おまけ: おつり機能の無いレジを使っているお店などで買い物をする時に、例えば1205円の買い物に対して、千円札+5百円玉+5円玉をだして、300円のおつりを貰うことがなんの停滞もなく行われる日本ですけれど、日本以外の国々では、あり得ないことだと言われます。これは、日本で行われている義務教育制度のおかげであり、算数教育の成果だと思いますが、最近の若者達には、このややこしい計算が出来ない人たちも増えているとか。算数は社会に出て役に立たないと言われますが、おつりの計算も、金利の計算も算数が出来なければ、損をするのは自分。算数のように筋道立てて物を考えることも、社会生活では大事だと思ふなぁ・・・なんてことを考えた記事でした。
・・・続きに、記事本文があります・・・
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11/03(木)08:14 | トラックバック(1) | コメント(1) | ◆ 教育 | 管理
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