■弁護士倫理 |
|
| なんということでしょう。 弁護士が、法廷をボイコットしてしまいました。 自らの意志で、職場を放棄したということは、 弁護士として恥ずべき行為ではありませんか?
遺族のインタビューをちらっと聞きましたが、悔しさが一杯でした。 聞いていて、とても、切なくなりました。 わざわざ、裁判を傍聴する為に、都合を合わせて、 光市から出てきているんですよ。 奥さんと子供の無念を晴らせるかどうか、縋るような気持ちで、 最高裁に来ていたでしょうに。
当日に来ないって、弁護士の神聖な戦場・法廷を 侮辱しているではないのですか? 病気になったとか事故にあったと言ふならまだしも、 日弁連の業務が云々って、これ、サボタージュでしょう。
思想信条の自由が憲法で守られている日本ですから、 自分の主義主張を信念として行動するのは、良いでしょう。 しかし、それより優先されるものがあるんでは?
この弁護士達は、人権運動に熱心なようですが、 容疑者の人権より、被害者の人権をなおざりにして、 なにが、人権運動ですか。
本気で容疑者の人権を考えるならば、罪は罪、罰を受けて、 その後に、容疑者をどうするか・・・ そう考えるのが当然ではないのでしょうか。 罪を犯して、罰を受けずに済むとなれば、 被害者の人権は無くなります。 やった者勝ちの、無法社会になってしまいます。
法律云々と言ふより、まず、人間として・・・ とは、考えられないものなのでしょうか?
自らの欲望を満たす為に、二人の尊い命を奪った犯人。 他者の命を奪うと言ふことは、どういうことなのか、 拘置所生活の中で、しっかり、受け止めることが出来ているのでしょうか。 未成年だから、何やっても、許されると今でも思っているのでしょうか。 思っても見なかった「死刑」が見えてきて、 自分の命が惜しくなってきている様子も弁護士の発言から 伺えると思ふのは、穿ちすぎでしょうか。
安田弁護士らは今月7日付で、弁論を3か月延期するよう求める申請書も最高裁に提出しているが、翌日却下されていた。安田弁護士はこの日、「被告の言い分に最近変化があり、接見や記録の検討を重ねる時間が必要。裁判を長引かせる意図はない」とする声明を出した。 法律の専門家であるべき弁護士のこの言動は、 法曹界を貶めるなにものではありません。 法律に定められている手続きに粛々と従いつつ、 弁護活動をすることは、弁護士の倫理ではありませんか?
関連エントリー: [05/12/09] ■未成年への犯罪の重罰化を考える
・・・続きに、記事本文があります・・・
| |
|
|
|
03/15(水)14:06 | トラックバック(2) | コメント(0) | ◆ 社会 | 管理
|
|