【音静庵】
 
礼儀正しく慎ましく…そして自分らしく
 


2005年7月25日を表示

■「父より働かされた」

板橋両親殺害事件は、関西のTVでは、ゲストが、出版界からは、週刊新潮がスクープとして、一家の宗教絡みの憎悪では?としており、その検証作業を、著名なブロガーであるmumur氏がしています。(下記参考サイト先をご覧ください)

これを下敷きにして、考えるにつけ・・・



で、毎日新聞の記事・・・やっぱり、1行もかかれていませんねえ。
これが抜けていたら、加害者の激高のきっかけがぼやけてしまいます。
検証記事として特集するならば、この部分を隠してしまうと検証とはならず、タダの印象・回顧記事になってしまうのではないでしょうか?
毎日新聞サンは、どういうつもりで、この記事を書き起こしたのでしょうか?


Yahoo!ニュース - 毎日新聞
<板橋両親殺害>昨年秋から殺意を抱く「父より働かされた」
 東京都板橋区で先月起きた社員寮の管理人夫妻殺害事件で殺人などの非行事実により家裁送致された都立の工業高1年の長男(16)は、昨年9月ごろから父親(44)への殺意を抱いていたことが警視庁高島平署捜査本部の調べで分かった。手伝いの仕事の多さに不満を募らせていった少年。事件後、母親(42)が少年名義で約30万円の預金を残していたことを知り、涙を流して手を合わせたという。23日に16歳の誕生日を迎えた少年は、後悔の思いを強くしている。【長谷川豊、宮川裕章、鈴木泰広】
 ■確執10年来 
 「小さいころから両親との楽しい思い出はなかった」。少年と父親の確執は、96年に父親が経営難になった電器店をたたみ、96年に父親と母親が事業所給食会社に就職したことから始まったとみられる。社員寮の管理人の仕事の手伝いを、小学生のころから強いられたからだ。
 少年は「家族で遠出できず、ディズニーランドも行けなかった」と捜査員に不満を漏らす。友人がいなくなるから嫌だった転居も3度を数えた。
 ■土日も仕事 
 中学3年だった昨夏。自分が働いている時に冷房の利いた部屋で休む父親を見て、「おれは汗をダラダラ流して働いているのに」と思った。「(父と自分の)仕事量の比率が逆転した。もっと小遣いをもらっていい」と感じたという。休み明けの9月「お父さんを殺せば仕事をしなくていいし自由になれる」と父親殺害を決意した。
 事件前日の6月19日。父親から「またテレビを見ているのか。勉強しろ。おまえはおれより頭が悪い」としかられた。「同じ工業高校じゃないか」と工業高校卒業の父親に反論すると、父親は頭を押さえつけ、「お前とおれでは頭のできが違うんだ」と怒鳴ったという。
 ■母親への思い 
 母親に対して少年は「逮捕されると残されたお母さんが困る。殺して楽にしてあげようと思った」「食事の盛り付けを手伝ってもしかられ、小遣いも増えなかった」「優しい言葉をかけても、『うるさい。ほっといてよ』と言われ、むなしくなった」と話している。母親が約30万円の預金を残していたことを捜査員から聞かされ涙ぐんだ。少年は「お父さん、お母さん天国に行ってください」と手を合わせた。
 ×  ×
 東京家裁は22日、少年の審判開始を決定した。裁判官3人による審理で、8月中旬までに検察官送致(逆送致)や少年院送致などの処分を決定する見通しだ。
(毎日新聞) - 7月24日9時32分更新


*** 参考 ***
【東京朝鮮学園第一初中級学校の呉伯根校長は荒川区小坂英二議員への脅迫をやめてください!】mumurブログ
 :毎日新聞が板橋両親殺害事件の報道をめぐり検証記事を掲載するも、創価学会問題に関してはダンマリ
 :創価学会と毎日新聞に電話したよー



07/25(月)01:51 | トラックバック(0) | コメント(0) | ◆ 気儘な話 | 管理


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