【音静庵】
 
礼儀正しく慎ましく…そして自分らしく
 


2006年10月30日を表示

■「什の掟」

昨今は、子供の自主性を尊重し・・・などと言って、
子供の嫌がることは、親が排除し、
子供の言うが儘の教育方針が多いようです。
欧米を真似て・・・なのでしょうが、
欧米は、宗教教育があって、その上での子育てですから、
日本のように、土台となる道徳心が皆無での、
子供の自主性は、ちと、違うんでしょうねえ。

自主性を尊重するなら、それなりの年齢までに、
社会の最低限のルール・・・
それこそ『ならぬことはならぬものです』を、
しっかり、刷り込んでおかなくちゃ。

よく子供達が口にする「みんなも・・・」に対して、
我が家では、「うちでは駄目。駄目なものは駄目」と、
育てられて来ましたが・・・
まぁ、会津の近い地域出身だった母親の影響でしょうか。
そういえば、ばーちゃんも、「駄目は駄目」と言ってましたなぁ・・・

「小泉さんの米百俵」もそうでした。
教育勅語もそうでした。
古くさいとか、時代背景が違うとかではなく、
「良いものは良い」として、現代に合うようにアレンジしてでも、
子供達に刷り込まなければ、
心になんの仮借もなく、平気のへいざで、
寄って集っていぢめをすることは止められないと思ふ今日この頃・・・


≪江戸時代の「什の掟」 ≫
 1.年長者の言うことに背いてはなりませぬ。
 2.年長者にはお辞儀をせねばなりませぬ。
 3.うそを言うてはなりませぬ。
 4.卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ。
 5.弱い者をいじめてはなりませぬ。
 6.戸外で物を食べてはなりませぬ。
 7.戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ。

ならぬことはならぬものです。」


教育委員会や現場の校長以下先生方には、
いぢめを隠してはいけませぬ
と、胸にステッカーでも貼ってやりたいもんだわ。



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 いじめ問題に「什の掟」問い合わせ続々

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 【音静庵】 鏡の間: ■「什の掟」



10/30(月)01:03 | トラックバック(0) | コメント(0) | ◆ 教育 | 管理


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