【音静庵】
 
礼儀正しく慎ましく…そして自分らしく
 


■「無知は罪」と申しますが・・・

日本人気質なのか、それとも、役所の敷居が高いのか・・・
役所は、こちらから「教えて頂戴な」と行けば、
様々なことを、教えてくれるけれど、
「教えに来い」では、何も教えてくれない処だもんね。

で、何は無くとも、健康保険が使えないことほど、
不安なものは無いわけで。
お腹のあちこちに、フランケンシュタインみたいな、
下手なパッチワークを施している私には、
保険料を払わない・払えないと言ふ感覚がワカラン。

「お金に困ったことが無いだろう」と言われるやもしれんが、
これまでの人生、困ってた時期が無いワケじゃない。
それでも、年金と健保の保険料は未納しなかった。

友人にも、仕事にあぶれ、
 「病気なんてしないから、年金も健康保険料も払わない」
と、曰ったヤツもいたけれど、
 「そういう時に、病気になるもんだよ」
 「年金に入ってないと、障害を持った時に、障害者年金が貰えないよ」
 「生活を切りつめ、役所に相談し、保険料の減免してもらえ」
と、払わせたこともあったなぁ・・・


-----リンク先から引用-----
訪問をためらう先は1軒の母子家庭。生活苦で春から滞納している。通うたびに小学生らしき子供がドア越しに「お母さんは留守」「風邪」と繰り返す。
-----引用 ここまで-----

↑これって、すごい、矛盾を感じるわけで・・・
 生活苦って分かっているなら、福祉担当を回せよ。
 保険料の減免申請も教えてやれよ。

これが縦割り行政なんでしょうね。
昔、会社勤めしていた時に言われた「T字の知識」と言ふのを思い出した。
 「知識は、広く浅く、そして、一部は深く」
こうすれば、見落としが無くなり、ミスをしなくなると。
この訪問員も、広く浅い知識があれば、その親子に対して、
もっと違う、アプローチの方法がみつかるだろうに。

保険料も、払わないなら、それなりに対応すれば良いのだし、
払えないなら、それなりの救いの手を教える必要があると思ふ。

「生活に困ったら、まず、役所に・・・」とアドバイスしてくれる人が少ないね。
駄目もとで、相談に行ってみれば、どうにかなるもんだからね、日本は。

しかし、生活レベルを維持したまま、保険料が払えないと言ふのは、ダメポ。
「生活が苦しくて・・・」と言ふ人の多くが、
ケータイを持ち、流行りものを買い、定価で物を買う・・・思わず思ったよ。
 「そんな生活してりゃぁ、生活も苦しくなるわなぁ」

収入に見合った生活をすれば、何とかなるものだけれど、
収入以上の生活をし続けている人が多すぎですよ。
お金が足らないからと、気軽に、キャッシングしちゃう人もいるけれど、
あの利息を考えたら、どこかを削って借りないようにしなくちゃ。

日本全体の、金銭感覚がずれているんだろうなぁ。
出費の優先順位を間違えている場合も多すぎ。
「慎ましい」なんて言葉も死語になりつつあるもんね。
これから、益々、階級化が進むと言ふけれど、
それは、政府がどうこうする問題じゃなく、
個々人が自分で考える問題だと思ふ。

生きていくことに意欲の無い人は、
情報収集のアンテナも錆びさせていることが多いように思えるもの。
階級化っていうのは、情報を持っている人とそうでない人との、
差別化なんだろうなぁと思ったりします。



・・・続きに、記事本文があります・・・



01/05(木)01:18 | トラックバック(3) | コメント(0) | ◆ 社会 | 管理

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