【音静庵】
 
礼儀正しく慎ましく…そして自分らしく
 


■原爆と水爆

在米の被爆者さんたちは、苦労なさっておられるようですね。アメリカの健康保険は、私企業がやっている「医療保険」が大多数で、保険に入ってない人も多いらしい。戦後すぐの時期には、ヒロシマの「原爆乙女」の医療にも尽力してくれた方もいらしたんですけど・・・

亜米利加国内では、ヒロシマ・ナガサキの原爆投下は、今現在も正当なことであったとされていますし、当時の欧米列強にいわせれば、アジア諸国・日本なんて猿以下だったんだものね。本当に悔しいけれど。

で、亜米利加国内の被爆者なんて、認めたくないんでしょうね、きっと。そう、ベトナムの枯れ葉剤被害者と同じように・・・ なぜに、被害国である日本が亜米利加在住の被爆者さん達を支援するの?と言ふ疑問もあるけれど、現に苦しんでいる人がいて、日本の被爆に関する医療水準は世界トップで、やれることがあるなら、やって上げて欲しいと思ふ。

日本は、いわゆるロビー活動が下手。言わなくても分かってくれるだろうなんて、脳天気なことを望んじゃイケナイ。耳にたこができるくらいに、被爆の恐ろしさを亜米利加はもとより、欧州や印度パキスタン等々に知らしめなくてなイカンぞ。

その恐ろしさを知れば、北の金豚のやろうとしていること・やっていることことの恐ろしさが感じられ、被爆について知識の乏しい先進諸国等もきっと、日本の対北朝鮮政策を後押ししてくれると思ふ。また、拉致問題も日本政府の及び腰の態度から、関心を持ってくれる欧州の国が少ないけれど、被爆被害と拉致問題を絡めて、北朝鮮の理不尽さを、世界中に知らしめて行くことが、解決の一助になると思ふんだけれど、エライ人の集合体の官僚さん達は、どう考えているんだろうと、問いつめたい・・・


MSN-Mainichi INTERACTIVE アメリカ
 在米被爆者:ロスのリトルトーキョーで健康診断

 米国に在住する広島、長崎の被爆者に対する健康診断が17日、ロサンゼルスで実施された。米国では被爆者というだけで民間の医療保険に加入できない人もおり、2年に一度の健診を被爆者らは心待ちにしていた。

 ロサンゼルスの日本人街、リトルトーキョーの診療施設には朝から20人以上が集まり、広島県が派遣した松村誠医師らが心電図や血液検査、問診などにあたった。

 米国で生まれ、日本語を学ぶために滞在していた広島で被爆したフローレンス・ヤマダさん(73)は「米国の病院では被爆者とは言いにくい。この健診では何でも話せるので身も心も軽くなる」と笑顔を見せる。別の被爆者(78)は「私が被爆者と知ると米国の保険会社はどこも契約してくれず、病気になっても全額自己負担。こうした健診は本当に助かる」と話した。

 広島県は77年から隔年で医師団を北米に派遣している。松村医師によれば、在米被爆者は700~800人で、平均年齢は74歳。(ロサンゼルス共同)

毎日新聞 2005年6月18日 22時14分


Yahoo!ニュース - 読売新聞
 - 第五福竜丸事件、米の意向で放射能調査中止…文書発見

 太平洋ビキニ環礁で1954年3月、米国の水爆実験でマグロ漁船「第五福竜丸」が被ばくした事件に絡み、当時の厚生省がマグロの放射能汚染調査を事件から9か月後、突然打ち切った背景に米政府の意向があったことを示す文書が、米国立公文書館に残されていることが18日、広島市立大広島平和研究所の高橋博子助手(アメリカ史)の調査で分かった。
~ 以下略 ~
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*** 勝手にTB ***
+ katariya blog + ●原爆を知ってくれ!
溶解する日本/ウェブリブログ アメリカが隠蔽した「ナガサキ」>ある米人ジャーナリストの原稿


・・・追記に続きます・・・



06/20(月)01:13 | トラックバック(0) | コメント(0) | ◆ 時事 | 管理

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