■裁判と判決・・・極東軍事裁判 |
|
|
|
画像をクリックすると拡大されます(別窓)
問答無用の裁判とその判決・・・涙をのんで判決を受け入れたのは、敗戦国・日本。そのことは、ハッキリとサンフランシスコ講和条約にも記載されているとのこと。 しかも、その場に中国・韓国・北朝鮮は、呼ばれなかった・・・
国際的には、その後に、日本と中韓で条約が結ばれ、戦後処理は終了している・・・ことになっている模様。日本も、国会議決で戦犯の名誉回復が、署名4000万人により、なされているわけで、それを現役の国会議員が知らないのか、すとぼけているのか・・・
今回の森岡代議士の発言でも、「A級戦犯はもう罪人でない」であって、「A級戦犯は罪人でない」と述べたのでは無い。たしかに、裁判→判決の出た時点では、理不尽ではあるが、罪を認めた。しかし、その後の名誉回復により、死により罪を償ったと認めて今に至る・・・わけだな。
しかし・・・ほんの数年前までは、こういう発言は、問答無用的に問題視され、最悪だと議員生命まで絶たれていたことを思ふに、思想信条の自由は形骸的だったんだなぁと。
歴史の解釈は、時代によって変わって行くことは、歴史教科書の変遷を見ると明確に示されている。20年前10年前と今の教科書での内容は、大きく変化してきている。さすれば、極東軍事裁判への解釈も変化していくのが当然であろう。
同じ裁判・判決だったのに、死を持って罪を償った人と、生きて日本の政治に参加した人と、どうして区別するんだろう。裁判にも呼ばれず、講和条約締結時にも呼ばれなかった極東3国が、何を根拠に日本に対して理不尽な言動をしているんだろう・・・そこを、問いつめたい・・・
賠償金をODAに化けさせ、延々とお金を受け取り続けている国。 隣国の分まで、賠償金を受け取った国。 そろって、国内にはその事実を公表していない、そういう国々が、どの口で日本を責める?
連合国が下し置かれた日本国憲法の「政教分離」により、日本は国・政府として「靖国神社」へは口出し出来ない。なのに、ワケのワカラン政治家が「分祀」だのなんだのと発言することの方が、ちゃんちゃらオカシイぞ。文句があるなら、憲法を改正してから、言って欲しいぞ。
そういえば「分祀」という言葉も、誰が作ったんでしょう?
| |
|
05/29(日)01:03 | トラックバック(1) | コメント(2) | ◆ 極東 | 管理
|
1: 初めまして。
|
|
| TB&linkありがとうございました。
| |
|
by WYJ | HP | 05/29(日)01:34
|
2: TBありがとうございました!
|
|
| 今、不定期でパル判決を再考するエントリをUPしています。 読めば読むほど、理不尽なんですよ。 大きな声でNoを言えます。 あんな人権蹂躙の(BC級裁判を含め)裁判を、“人権派”が支持する日本は不思議ですね。
| |
|
by 鮎川龍人 | HP | 05/29(日)03:44
|