【音静庵】
 
礼儀正しく慎ましく…そして自分らしく
 


■借りたら、返す

借りた物を返すのは、人として当然。
しかし、借りるときは「借りることだけ」を考え、
返す時のことまで、気が回らないのが、これまた、人間の性(サガ)。
で、そこを業者は、うまいこと利用し、高利を上乗せさせる。

昔の人情話なんぞ聞きますと、
生活に困った奥さんが、嫁入り時の着物なんぞを、風呂敷に包み、
顔を伏せながら、裏通りにある質屋の暖簾をくぐり・・・、

今は、カードを作れば、あとは、簡単にキャッシング。
「キャッシング」って、「借金」ですよね、「借金」。
そこんとこは、借りる方も忘れちゃいけない。

でも、貸す方も、ぼったくりはイカン。
グレーゾーンを上手く利用して、利息の上乗せするとは、
あこぎよのぉ~ ( -ω-)y─┛~~~~

これまた昔は、鴉金(からすがね)とか言ふ、
その日に必要なお金を融通し、その日の内に返す
なんて、借り方もあったとか。
今も、こんな借り方、あるのかな?

ちりも積もればなんとやら・・・
借りるのは、必要最小限に、
返すのは、最短時間で。

貸し金の利息の計算は、単利ではなく、複利ですから、
くれぐれも、ご注意くださいませね。
もう、驚く程に、返さなければならない額が増えていく。
本当に「雪だるま」のようだそうな。

規制法も抜け道だらけ。
なにせ、相手は、海千山千、役人だって議員だって、
手玉にとっちゃう、業者ですもん。
一般ピープルなんて、それこそ、「金のなる木」ですよ。

借りないのが、一番だけど、
どうしても・・・と言うなら、返済が終わるまで、
自分の生活の中で、何か我慢しましょう。
たばこでも、お酒でも、ファーストフードでも・・・
そういう気がなければ、お金を借りては、イカン。

人間、明日はどんなになるか分からない。
それなのに、不必要なお金を借りるなんて、とんでも無いぞ。

我が家では、母方の祖父からきつく言われていることがある。
 「生活費は、借りるな」
突発的な物入りだったら、生活を慎ましくして一生懸命努力すれば、
何とか返せるだろうけれど、日々の生活費を借りたら、返せるワケがない。
もう、借金地獄まっしぐら。
そうならないように、戒めを言ってくれた祖父に感謝しつつ、
せっせと、出費予定に備えて、節約生活しとります。
欲しい物リストを作って、それを買う為の貯金をし始めると、
結構、楽しく節約生活が出来ますよ。



・・・続きに、記事本文があります・・・



01/15(日)13:07 | トラックバック(0) | コメント(0) | ◆ 社会 | 管理

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