学問の世界は、日進月歩。
昨日のコトを下敷きに、今日も進んでいく。
でも、変わらない、変えられないのは、
「読み、そして書く」能力の必要なこと。
文字が読め、それが理解でき、それを文字に書ければ、
どんな新しいことでも、理解できるようになると思ふ。
幕末から文明開化を経て、ほんの何十年かで、
欧米と肩を並べることが出来たのも、
当時の若者が、きちんと、学問が身に付いていたからと聞く。
世界中のどこに、国民のほとんどが、買い物の時に、
ざっと暗算で概算し、会計の時には、
端数の小銭をお札の加えて出し、受け取る方も、
ややこしいおつりをさっと出す国民が居るのだろうか。
まぁ、今は高性能レジが行き渡り、
暗算も不要になりつつありますけどね。
それでも、主婦は、しっかり、頭の中で計算してますよ。
ワタクシの育った時代・・・
オイルショックもあり、万博もありと言う時代でした。
テレビ放送も本格化され、日々、生活の中に新しい物が増え、
ワクワクしながら過ごしていましたが、
それでも、読むこと、書くことは、繰り返し教えられました。
お風呂の中で、九九を復唱したり、
繰り返し繰り返し漢字の書き取りをしたり・・・
今は、
「子供の厭がることは無理強いしない」
のが主流のようですが、スポンジが水を吸い取るが如く、
脳みその柔らかい時期に、とにかく、「覚え込ませる」は、
その時には苦痛でも、時間が経つにつれ、
有り難く感じるようになると思ふのですけれどもね。
ほんと、色々と体験してきた今だから言える。
子供の頃に学問の基本を覚えさせないことは、
子供の将来を、閉ざすことになる
『
桜 魂 』さんの処で読んだ「
◆戦後国語教育の蛮行」
これは、必読です。是非とも、お読み下さいな。