【音静庵】
 
礼儀正しく慎ましく…そして自分らしく
 


カリー君と綴り方

現役高校生なれど、時事・近代史等の認識に関する分野では論客として知られているカリー君のBlogを覗いてみたら・・・「あれま、これが模試の問題なの?」という証拠物が上げられていました。

参考Blog:
カレーとご飯の神隠し:◆続・・・正解が多い問題
 http://blog.livedoor.jp/f_117/archives/14099410.html#trackback


予備校がこういう問題を出すということは、本番の試験でも似たり寄ったりの問題が出されているんだろうことは簡単に予想がつくし、そういう解釈で覚えないと合格が出来ないということになるわけで・・・こういう年頃からの刷り込みを覆すのは、そう簡単ではないんだよねぇ。

で、教育関連で、こんな記事。


ゆとり教育、授業時間を減らしたのが問題…中山文科相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050211-00000216-yom-pol
 中山文部科学相は読売新聞のインタビューに応じ、学習指導要領の見直しなどに関する見解を明らかにした。

 現行の要領については、「内容の削減はともかく、授業時間の削減はよくなかった」と述べ、「ゆとり」教育の問題点が授業時間を減らした点にあるとの考えを示した。

 どう授業時間数を確保するかに関しては、2学期制の導入など教育現場の工夫を評価し、さらに「総合的な学習の時間」の削減や夏休みの短縮なども例として挙げた。

 ただ、具体策の検討はあくまで中央教育審議会(文科相の諮問機関)の議論にゆだねるとした。土曜日に本格的な授業を行うことについては、「学校週5日制はすでに社会的に定着している」と否定した。

 さらに、文科相は昨年末に公表された国際調査で、日本の小中高校生の学力低下傾向が明らかになったことに関し、「(ゆとり教育が)勉強しなくてもよいという誤ったメッセージを児童・生徒や教師に発してきたのではないか」と指摘。児童・生徒の読解力を高めるため、「各教科を勉強する際の基礎となる『国語』の時間は増やしてほしい」と語った。


某弁護士さんBlogに続き、現在進行形で、東大生と名乗っているBlogが注目されていますが・・・国語の中でも、「綴り方」という分野の学習が必要ではないかしら?と思う昨今です。難関をくぐり抜けてきた弁護士さんや東大生でも、こういう文章を読んだ相手が、どういう気持ちになるんだろうか?という想像力が少し不足しているように見受けられるのです。これは、自分の思うことをきちんと相手に伝えるための文章力(綴り方)の訓練不足では?と。綴られた文字は発言者の顔が見えません。見えるのは文字だけ。その文字が持つ様々なこと・・・が相手にどう受け止められるかをきちんと想像しながら、文字にしていく力は、訓練でしか身に付かないと思います。

と偉そうに語ってますが、私だって満足するほどの文章力はありません(きっぱり)。ただ、読んでいるうちに読んでいる方が不快感を覚えることのないように、言葉を探すことに注意を払うようにしています。小難しい格言などは、その使い方が間違っていないかと、辞書を引く手間は惜しまないようにしています。素敵な文章が綴られているBlogを読むにつけ、自分の文章力の欠如が情けない今日この頃です (´・ω・`)ショボーン



02/12(土)04:55 | トラックバック(0) | コメント(2) | ◆ 気儘な話 | 管理

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コメント

 1: こんにちは

御謙遜でしょう!
私なんか立つ瀬がないですよ!
まぁ、東大生さんのは、ちょっと可愛そうな気もしますね。
人生経験がないと、東大生より賢い中学生がいることも、教授より賢い高校生がいることも判らない場合もありますもんね。


 by 鮎川龍人 | HP | 02/13(日)10:16

 2: きっと・・・

この東大生さんは、順風満帆で来たのかもしれませんね。所謂“挫折を知らない”のかもしれないと思ったりします。友達つきあいも上辺だけで、言い合いをしたり、誤解したりされたり・・・もつれた糸を解いた経験が無いのかもとも。
出来れば、こういうチャンスに遭遇したことを生かして、この東大生さんには、色々な経験をして視野を広めて欲しいと願うばかりです。


 by じゅりあ | 02/13(日)17:40


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