【音静庵】
 
礼儀正しく慎ましく…そして自分らしく
 


2006年7月29日を表示

■表裏一体の差別と優遇

京都市長・・・
 切れた?
 怒髪天を衝く?
 怒り心頭に発する?
 堪忍袋の緒が切れた?

禁句だった優先雇用を、認めちゃいましたね。
そして、今後、再発防止の為にと、
雇用やらなんやらの抜本的改革を宣言しちゃいました。

まぁ、これだけの不祥事が続けば、関連団体も抗議できないですよね。
だって、不祥事と言いますか、警察沙汰を起こしたのが、
差別救済の為の優遇措置で採用されたメンバーだらけですもん。
対策とすれば、雇用条件(試験)の見直しってことになるだろうしねぇ。
通常採用者からの警察沙汰数との比較で、明らかに、
そこに原因が・・・となりますもんねぇ。

じつは、私・・・と言いますか、東北出身の我が家族は、
随分長い間、「同和」「部落」と言うものを知らずに、生活してきました。
関東以北では、こういう家庭がほとんどではないでしょうか?
未だに、老母はこれが理解出来ていません。
老父は、所謂大手企業に採用された時に、
少しのレクチャーを受けたそうですが・・・
関西出身の旦那は、身にしみているようですけど・・・
私も老親も「だから、何?」って感覚・・・だった(と過去形)。

関西に6年住み、ネットを始めて幾年月・・・
政治に関心を持ってみると、差別の裏に優遇があり、
それを巧みに利用した「利権」も存在するって知った時には、
 ε-(ーдー)ハァ

消極的技法なれど、差別というものは、
大声で「差別止めろ」と主張するのではなく、
存在自体をフェードアウトさせるのが、一番の近道だと思ふ。
我が家のように、差別の存在自体を知らないなら、
積極的に差別をすることもない。
「だから何?」で終わってしまう。
大声で、権利を主張し、なおかつ、それに甘えるからこそ、
差別が消えてなくならんのでは?と、
カラコロと音のする脳みそで考える今日この頃・・・




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 【音静庵】 鏡の間: ■表裏一体の差別と優遇



07/29(土)03:27 | トラックバック(0) | コメント(0) | ◆ 社会 | 管理


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